但し、そのような意図なく世界的にも単に「バイエルン語」(独:Babarisch/英:Bavarian/仏:Bavarois/バイエルン・オーストリア語:Boarischなど)と呼ばれることは多い。この点に関しては、今後は修正されてゆく可能性もある。
バイエルン・オーストリア語は
高地ドイツ語の南部方言の一つとされる事があるが、これは適切ではない。確かにドイツ諸語に含まれるという点では一致している為、同じく方言か言語かを争っている
低ザクセン語(低地サクソン・低地フランコニア諸語の一つで、ドイツ諸語には含まれない)に比べればまだ近い。しかしながら同じドイツ諸語の中でも中部ドイツ諸語と南部ドイツ諸語(上ドイツ諸語)の間には埋めがたい違いがあり、従って中部ドイツ系の標準ドイツ語と上ドイツ語系のバイエルン・オーストリア語の間にも大きな差異が存在する。
エスノローグなどの権威ある言語学の研究機関も別言語としての立ち居地を支持している。